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ある本との出合い

医学書あさりの日々の中で、私が出会った素晴らしい一冊がについてお話ししましょう。
それはイギリスの女性精神科医の先生が書いた本で、パニック障害の症状と対処の仕方が書かれているものでした。

今までにもこういったハウツー本は何冊か目を通していましたが、この本は読んだとたんに目からうろこがポロポロと落ち、すっかり私の座右の書になってしまいました。
この先生の言葉を借りるとだいたい次のような表現になります。

■パニック発作は健常な人でも時折感じる一般的な症状です。

■特に疲れたときや睡眠の足りない時など私(先生自身)も発作の到来を感じます。

■もし、あなたがパニック発作に見舞われたら、その症状をよく観察し「今自分は心臓がドキドキして息苦しく冷や汗が出ているな」などと、自分の状態をしっかり把握してください。

■症状を把握したら、その症状のはるか上、雲の上を歩いてみましょう。

■さぁ、自分の心臓はいったい破裂しましたか?いくら息苦しくとも呼吸は止まっていませんね。冷や汗はいつまで出るか試してみましょうか?

■そうです!その調子で自分の症状を客観的に見ていると、パニック障害もいつか克服できるものなんですよ。

古い話でうろ覚えの部分はありますが、パニック障害を見つめる「優しい目」を感じて頂けたでしょうか?

本を読んでの感想は人それぞれでしょうが、私はこの本に出会って以来、どんなに激しい発作の時にも「症状の上、雲の上を歩くんだ」という思いでなんとか乗り切ってこられた、まさに救いの一冊です。
パニック障害・私の場合

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