人間はコミュニケーションすることで自己を確認できる唯一の動物です。誰も1人では生きていけず、自分の事をみんなに見て欲しい、話を聞いて分って欲しいと思っています。そして自分の考えや行動を肯定し、評価して欲しいと考えるものなのです。
パニック障害の患者さんも例外ではありません。話を聞いてあげるだけで、患者さん本人の気持ちが少し和らぎます。自分の不安や苦しさを誰かに話し、分かち合って欲しいのですね。この時注意すべき点は、あくまでも聞き役に徹するということです。
また、患者さんの話を聞いて自分の意見を言ったり、押しつけるようなことは極力やめましょう。多かれ少なかれ、患者さんはストレスを抱えています。話すことでストレスが発散されますので、話せる状態であればどんどん話を聞いてあげてくださいね。
そうしていくうちに患者さん自身が、自分の病状を自己の外側から、客観的分析できるようになってきます。そうなれば時間の経過ととも、にパニック発作の不安にも正しい対処法を見つけ出せるようになり、治療の効果も著しくあがってくるでしょう。
時には同じことばかり繰り返され、患者さんの話を聞くことが苦痛に感じられることもあるかもしれません。しかし家族の暖かい思いやりが、パニック障害を直す助けにもなりますので、おっくうがらずに付き合ってあげてください。
話を聞いてあげよう
パニック障害と家族
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