出来ることは自分でさせよう

パニック障害の患者さんだからといって、何から何まで面倒をみるというのも考えものです。パニック発作に見舞われていない時の患者さんは、健常者と同じように生活できるものです。家族の協力の下、自分でできることは自分でケアさせるようにしましょう。

食生活もバランスを考えたメニューにし、1日3食きちんと食事をとり、早寝早起きのリズムをきちんとして、規則正しい生活を送るようにしましょう。そうすることで生活の質が変化し、パニック発作を起しづらい身体が作られていくのです。 「出来ることは自分でさせよう」の続きを読む…

目の前でパニック発作を起こしたら

突然目の前でパニック発作を起こされたら、だれでも慌ててしまうでしょう。特にはじめて目にするパニック発作の症状は、予想外にすさまじく感じるものです。しかし、その気持ちは絶対に態度に出してはいけません。

なぜなら、周囲が怯えたり慌てたりすることによって、患者本人まで更に慌ててしまい、パニックに加速度がついてしまうからなのです。

患者さんがパニック発作をおこしたら、気を落ち着け患者さんを思いやるような行動をしましょう。しっかりと手を握って背中をさすってあげてもいいですし、そばにいるので安心するようにと伝え、心配ないということをわからせてあげましょう。 「目の前でパニック発作を起こしたら」の続きを読む…

話を聞いてあげよう

人間はコミュニケーションすることで自己を確認できる唯一の動物です。誰も1人では生きていけず、自分の事をみんなに見て欲しい、話を聞いて分って欲しいと思っています。そして自分の考えや行動を肯定し、評価して欲しいと考えるものなのです。

パニック障害の患者さんも例外ではありません。話を聞いてあげるだけで、患者さん本人の気持ちが少し和らぎます。自分の不安や苦しさを誰かに話し、分かち合って欲しいのですね。この時注意すべき点は、あくまでも聞き役に徹するということです。 「話を聞いてあげよう」の続きを読む…

頑張れと言わない優しさ

パニック障害患者の家族に求められることは、病気への理解です。頑張れ頑張れと尻を叩くようなことは、患者さんに焦りを感じさせるばかりか、病気の治療にも差し障ることがあるので、注意が必要になります。

何度も書きましたが、パニック障害の患者さんは、常に不安と恐怖にさらされています。
では「頑張れ」や「大丈夫?」という普通ならやさしい励ましの言葉が、パニック障害に関してはなぜ逆に作用してしまうのでしょうか? 「頑張れと言わない優しさ」の続きを読む…

病院へは同行しよう

パニック障害だからといって、腫れ物に触るような態度をとる必要はありません。だからといって、見て見ぬふりも患者さんに孤独感を感じさせ「誰も理解してくれない」と自信を喪失させる原因にもなりかねないので、さけたいですね。

患者さん本人はとても苦しい思いをし、不安や恐怖の世界にいるんだ、ということを理解して、暖かく広い気持ちで接するようにしてあげましょうね。

病院への診察には、できれば同行しましょう。患者さんと一緒に家族が医師の話を聞くことによって、パニック障害という病気をより深く理解することができ、患者さんの不安や症状に対しての対応を身につけることも出来るのです。 「病院へは同行しよう」の続きを読む…