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最初のパニック発作

私が最初のパニック発作に襲われたのは忘れもしない25歳の秋。
結婚して1年。まだ若く、将来に不安の影などないばかりか、デザイナーとしての仕事も順調で、人生まさに順風満帆の時でした。

それまで歯医者以外は医者にも通ったことがないくらいの健康体だったので、仕事にはいささか無理をしていたかもしれませんが、2、3日前からノドが詰まったようになり、なんとなく呼吸が苦しいような感じがしていました。

今思えば、それがパニック障害の前触れだったのでしょうね。
その日はたまたま土曜日だったので、仕事を終えた主人と渋谷で待ち合わせ、映画を観たのです。映画の最中も少し気分が悪かったのですが、気にせずに山手線に乗りました。

そして電車が走り出したとたん、急に呼吸が出来なくなって倒れ、次の代々木駅から救急車で病院に送られたのでした。この時は、もう絶対に死んでしまう!と思い「あともう少し生きたかったなぁ~」などと苦しい息の下で考えていたのでした。

救急病院の診断結果は「過換気症候群」
呼吸しようとあせって二酸化炭素を出しすぎたため、より動悸が激しくなり、手足がエビのように曲がってしまうという症状でした。

しかしまだその時代にはまだ「パニック障害」という言葉がなく、疲れでしょうと診断され、発作が起きたらゴミ袋をかぶせて自分の吐き出した二酸化炭素を再呼吸するように、と言われただけ。まだめまいがして気分が良くないのにさっさと帰宅させられました。
パニック障害・私の場合

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