パニック障害は心の病気です。ですから薬で症状を抑えても、精神的な面を治していかなければ根本的な治療とは言えません。精神的・心理的な面が改善されて、初めてパニック障害が完治したと言えるでしょう。
パニック障害の患者さんは、外出先でのパニック発作を恐れて、広場恐怖を覚える人がほとんどです。広場恐怖はパニック障害と対になって表れるといってもいいでしょう。
エレベーターの中で発作を起こしたり、電車の中でパニック発作を起こした経験のある人は、その場所で再び発作が起るのではないか、という強い恐怖感や不安感を抱き、その場所を避けるようになります。
この行動は回避行動と呼ばれ、精神療法としては、パニック発作と自分の身の回りの状況や身体の感覚が、パニック発作を起こすのにどういった関係をもっているかを理解するところから始まります。
そして回避行動をコントロールするために、どのようにすればいいのかを、患者さん自身がしっかりと把握し、学習することが精神療法の目的です。この療法を続けていけば、コントロールのしかたや、回避行動が見られる場所での対処法を身につける事ができます。
患者さんが不安に思ったり、恐怖を感じる場所でも、うろたえたりせずに安心してその場にいることができ、不安を解消できるようになるよう、治療していくものです。
精神療法
パニック障害の治療
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