出来ることは自分でさせよう

パニック障害の患者さんだからといって、何から何まで面倒をみるというのも考えものです。パニック発作に見舞われていない時の患者さんは、健常者と同じように生活できるものです。家族の協力の下、自分でできることは自分でケアさせるようにしましょう。

食生活もバランスを考えたメニューにし、1日3食きちんと食事をとり、早寝早起きのリズムをきちんとして、規則正しい生活を送るようにしましょう。そうすることで生活の質が変化し、パニック発作を起しづらい身体が作られていくのです。 「出来ることは自分でさせよう」の続きを読む…

目の前でパニック発作を起こしたら

突然目の前でパニック発作を起こされたら、だれでも慌ててしまうでしょう。特にはじめて目にするパニック発作の症状は、予想外にすさまじく感じるものです。しかし、その気持ちは絶対に態度に出してはいけません。

なぜなら、周囲が怯えたり慌てたりすることによって、患者本人まで更に慌ててしまい、パニックに加速度がついてしまうからなのです。

患者さんがパニック発作をおこしたら、気を落ち着け患者さんを思いやるような行動をしましょう。しっかりと手を握って背中をさすってあげてもいいですし、そばにいるので安心するようにと伝え、心配ないということをわからせてあげましょう。 「目の前でパニック発作を起こしたら」の続きを読む…

認知行動療法

認知行動療法と聞くと、なんだかすごい方法のように感じてしまいますが、簡単に言えば、「苦手な場所があっても、ちょっとずつ慣らしていきなさい」という行動療法です。

たとえば電車が苦手な人ならば、一駅ずつトライしていきます。慣れたらだんだん距離を伸ばしていけばいいのですが、発作が起こるとまた恐怖感に支配されてしまい、振り出しに戻ってしまうと元も子もないので、慎重にやってくださいね。

私の場合は人についてもらっていても、動揺したところを他人に見られたくない、という気持ちが働くので、かえってうっとうしい気がしました。ただ、人によっては話し相手がいた方が気が紛れて発作が起こりにくい、という方もいるのでケースバイケースですね。 「認知行動療法」の続きを読む…

精神療法

パニック障害は心の病気です。ですから薬で症状を抑えても、精神的な面を治していかなければ根本的な治療とは言えません。精神的・心理的な面が改善されて、初めてパニック障害が完治したと言えるでしょう。

パニック障害の患者さんは、外出先でのパニック発作を恐れて、広場恐怖を覚える人がほとんどです。広場恐怖はパニック障害と対になって表れるといってもいいでしょう。

エレベーターの中で発作を起こしたり、電車の中でパニック発作を起こした経験のある人は、その場所で再び発作が起るのではないか、という強い恐怖感や不安感を抱き、その場所を避けるようになります。 「精神療法」の続きを読む…

リラックスが大切

仕方のないことですが、パニック障害の患者さんは常に気を張っています。今度はいつ発作が起きるのだろう?という不安や恐怖心が心を占領して、心どころか身体までガチガチに張り詰めているものです。

この硬化した不安感や緊張が、やがてストレスに変わっていき、最後にはうつ病になってしまいまう事もあるのです。難しいことだと思いますが、なるべくリラックスできるように心がけましょう。

自分にあった方法で、気持ちを落ち着かせられるようにコントロールできると、パニック障害の治療も比較的楽に進みます。焦らなくてもいいですから、ゆっくりと深呼吸することからでも始めてみましょうね。 「リラックスが大切」の続きを読む…