パニック障害患者の家族に求められることは、病気への理解です。頑張れ頑張れと尻を叩くようなことは、患者さんに焦りを感じさせるばかりか、病気の治療にも差し障ることがあるので、注意が必要になります。
何度も書きましたが、パニック障害の患者さんは、常に不安と恐怖にさらされています。
では「頑張れ」や「大丈夫?」という普通ならやさしい励ましの言葉が、パニック障害に関してはなぜ逆に作用してしまうのでしょうか?
肉体的な病気の場合には「頑張って!」「大丈夫?」という言葉をかけられると「自分の事を心配してくれている」と受け止め、ありがたい気持ちで、応援に応えようとしますよね。
ところが、パニック障害の患者さんの場合には、その応援が「自分がダメな人間だと決め付けられている」「頑張っているのにこれ以上どうすればいいの?」と感じられ、本人にとってかなりのプレッシャーになりますので絶対やめましょう。
言った方は本当に良くなってほしいと思って発した言葉でも、患者さん本人のためになる言葉ではないのです。これはパニック障害に限らず、心の病気にかかっている人全体に言えることですが、「頑張って!」「大丈夫?」は禁句です。
頑張れと言わない優しさ
パニック障害と家族
関連記事